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2020年に秋葉区文化会館が製作・初演したミュージカル《走れロコモーション》を、装いを新たにして2025年度に再演する「アキハ・ミュージカル・プロジェクト」が2024年度にスタートいたします。

秋葉区（旧新津市）はかつて日本屈指の繁栄を誇った「鉄道の街」として知られており、現在もＳＬが走り、新潟市、秋葉区、新津観光協会、新津鉄道資料館、総合車両製作所、新津商店街などが連携して「鉄道の街」をアピールポイントとした町おこしが行われています。

その中心にあり、多くの人が行き交った「新津駅」を中心に、ＳＬ、鉄道とそこに住む人々を題材とした市民ミュージカルを製作・再演することで、世代を越えた交流を生み、地域住民が街の歴史を振り返り、共に未来について考え、街に新たなにぎわいを創出する機会となることを目的とします。

「鉄道」は全国に多くの熱心なファンを持ち、また、大人も子どもも親しめる題材です。「鉄道」を中心に、人々が鉄道と共にどの様に生きてきたのか、市民の皆様からエピソードを広く聞き取り、脚本を手直しして再演します。また、出演者はもちろん、衣装、小道具、大道具など地域の皆様と共に製作します。再演は初演版をベースに国鉄時代の新津の町の繁栄から現在に掛けてのクロニカルを主人公一家の目を通して、時代のエピソードや街の風景の詳細に一層こだわった作品作りを目指します。

脚本・演出：嶽本あゆ美、音楽：片野真吾、振付・演出助手：斉木としや、演出助手：荒井和真、ほか予定。

【プロジェクト予定】

■初演録画上映会＋講演＆演劇ワークショップ　２０２４年５月２５日(土)～２６日(日)

■プレ公演　２０２５年２月２３日(日)

■本公演　２０２５年１２月６日、７日(日)